3.11 -沿岸部の地盤沈下-
大船渡市街地はまだまだ沢山のガレキが残っていて、写真に撮るほど復旧が進んでいないので、釣り人の目から見た大船渡周辺の”今の状況”を写真と共にお知らせしようと思います。
東北地方太平洋沖地震(大船渡では震度6弱を記録)に伴う地殻変動で、地盤が大きく沈下したことは、釣り人でなくともほとんどの人は知っていることでしょう。
国土地理院の調査によると、沈下量は大船渡市で最大76cm、陸前高田市で84cm、気仙沼市で74cm、牡鹿半島では1.2mとなっている。
最近の発表によると岩手・宮城県境を境に岩手県側では沈下傾向、宮城県以南では隆起してきていると言う。
この写真は、6/16夕方の満潮時刻に撮影した大船渡湾内にある下船渡の漁港です。

堤防の半分は完全に水没しています。

岸壁も浸水してます。

波による浸食防止のためなのか?海へ転落防止のため?または両方なのか?
大型の土のうが一列に並べられていました。
昨日の夕方満潮時潮位は128cm(大潮)。
夏から秋にかけての大潮満潮潮位は160cm近くにもなる。
低気圧の接近や東風の強風が吹いたら・・・と考えると、浸水範囲は相当なものになるでしょう。
この状況を見ると、湾内での釣りは数年先になるかもしれませんね。
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復旧状況
盛川右岸であり、大船渡市街地にある工業地に電柱が立ち並び始めました。

大船渡湾から1.8km地点より撮影
この通りにはボクが勤務する会社が面してありましたが津波で全壊。
同時に、ボクの自家用車や自転車、そしてルアーも・・・(泣)。
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さて、週末です!
太平洋の釣りは出来ないからと言う理由ではないのですが、日本海へ出動です(笑)。
釣りの仲間と会えるのは、地元よりも秋田なんですね。
やはり釣りを通して沢山の友人、知人に会えることが今の楽しみになっています。
今回は宮城の友人も秋田入りとのことですので、とても楽しみにしております。
では、良い釣り良い休日を・・・。
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